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■2003年10月9日発行号
▼アジア環境経済人会議(10月 3日)
日本、中国を始めアジアの経済規模は益々大きくなっていく。それに伴い、地球規模での自然環境の悪化が懸念されるが、アジア各国の指導者が奈辺までその認識を持っているのか危ぶまれる。日本は急激な経済成長で公害問題を引き起こした苦い経験を持っているので、その解決のノウハウなどをアジア各国に発信する道義的義務を負っていると思うが、私の知己である横山直史氏が、民間人の立場から、この程、アジア環境経済人会議を立ち上げようという試みは、大いに評価されて然るべきだろう。
去る9月30日、その準備会に出席したが、この企画に外務省の石川薫国際社会協力部長が積極的に後押しされている姿を見て、何かホッとした。国会周辺では、外務省への評価はこのところ散々なので、頑張ってもらいたいと思う。
数年前、中国の経済事情を視察した折、私は環境への配慮について随分進言したのだが、地方政府の役人はほとんどと言っていい程、関心を示さなかった。先日、ある経済人から聞いた話では、中国で経済成功を収めた人々は、日本から米などを輸入して自分の家庭で食しているという。中国での農産物はもう、農薬が限度を超えて使われているのだそうだ。アジア全域で環境問題に真剣に取り組む必要に迫られている。
▼中曽根元総理の日常(10月 4日)
恩人の葬儀に参列した。中曽根元総理が葬儀委員長で、ご子息の弘文参院議員が副委員長を務められた。盛大な葬儀で、故人の人間的スケールにふさわしいものだったと思う。
式が終わり案内され、一時、控室に戻りコーヒーを口にしていたら、中野清代議士(埼玉7区選出)が弘文議員の令夫人を私に紹介してくれた。既にメルマガで書いているが、弘文議員は私の卒業した中学校の2年先輩となる。その話をしたら、打ち解けて頂けたようで、私の不躾な個人的質問にも快く応じてくれた。「弘文先生はとても優しそうにお見受けするんですが、ご家庭では如何ですか」「どこでも変わらない人ですね」「ご性格は元総理とも似ておられるんですか」「はい。(義)父が(義)母を怒鳴ったりした事を、私は1度も聞いたことがありませんね」
近所である田中(角栄)邸などに比べると、決して大きくはない豊島区高田の私邸には、もう長くご一緒に住まわれていることを、既に私は知った上での会話だったが、私は更に話を進めて、ご家庭内での元総理の日常までも聞き出してしまった。80才を過ぎてから、それまでよりも読書量が大幅に増えてきたこと、良書に出会うと大学生になるお孫さんにも読むように勧め、しかも時折、2度読みを指示するメモを渡されることもあるのだという。雑誌や新聞に寄稿する小論を私もよく読んでいるが、元総理の日常を知り、合点がいったような気がした。
1996年に出版された“団塊の世代 議員白書”のアンケートに答え、私は尊敬する政治家としてリチャード・ニクソン、リー・クアンユーと共に、「中曽根康弘」と書いていた事を令夫人にお伝えした。
▼民主・自由合併大会(10月 6日)
新進党の結成大会にも参加したが、この時の大会は全体としてお祭り気分の華やいだものだった。昨日の統一大会はむしろ、地味目で重厚感のある演出だった。会場に居ないとなかなか実感はつかめないが、テレビの画像でもある程度は伝えられていたのではないか。次の総選挙で一挙に政権奪取というのは至難だとは思うが、そう遠くない時期に政権交代が果たされると私は思う。それが、いつ、どのような形で行われるか想像はしにくいが、もう日本はギリギリのところに立たされているのだから、小泉さんや安倍さんの人気で、自民党の体質をそういつまでも隠蔽できるとは考えられない。
民主党には今、かつての菅さんのような大人気のスターはいないが、地道な政策の積み重ねがマニフェストとして集大成されていることを、識者から高く評価されてきている。これは一般国民にもきっと理解されてくるような気がある。
衆院全候補(予定)者と現職参院議員が舞台に登壇した後、参院補欠選挙を先ず戦うこととなる埼玉のAさんが会場中央入口から颯爽と割って入ってくる姿を見て、私は胸の熱くなるのを覚えた。Aさんが候補(予定)者となるまでの色々な経過が、次々と走馬燈の如く思い出されてきたからで、改めて、これは本当に敗けられない選挙なんだと私は自らを奮い立たせた。
▼選挙モード(10月 7日)
週刊誌を始め、新聞紙上にも、参院補選はもとより衆院選の分析記事が載り始めた。一般商業紙に私の選挙状況が最初に報道されたのは8年前、最初の県議選の時だが、ドキドキしながら自分の記事を読みふけったのを、昨日のことのように憶えている。候補者は自分の記事には当然敏感だが、新聞報道は恐ろしくも楽しくもある。絶対優勢なら楽しみとなるが、厳しい状況の時は見たくもなくなる。
参院選は当初、森内閣の時で、かなり民主党有利が伝えられていたが、小泉さんに政権が替わってからは様相が一変した。まるで短時日で天国と地獄を往復しているような感じだった。私はこのところ、県議選と参院選で3回続けてギリギリ当選なので、人の選挙のお手伝いをしている時でも、決して楽観も悲観もしないことにしている。いつも、今、当落線上なのだと自分に言い聞かせている。
党派を超え、候補(予定)者の心情は痛い程、よく解っているつもりだ。選挙に敢闘賞はなく、誰しもが当選する訳ではない。国民の将来に、そして1人の人生の大きな勝負に、非情なほど明確な答えが、間もなく出てくる。
▽飛び入り参加(10月 8日)
突然ですが、私は議員会館事務所を担当している秘書の武藤と申します。本日夕方、議員から「武藤さん、もうどうしても時間がないから、メルマガ書いてみない?!」と電話が入りました。突然の指示に「そんなー、急に何をおっしゃいますか!無理ですよ。」と言ってはみたものの、結局は渋々パソコンに向かっている次第です。とにかく急に振られたもので、何を書けばいいのかさっぱり浮かびません。必死に考え、このメールマガジンについての秘書としての所感を、少し書かせて頂きます。
そもそも議員は、当選以来この2年余、どんなに忙しくても毎週4〜5本の原稿をひたすら書き続け、国民の皆様に政治を身近に感じて頂く努力を続けています。往々にして政治家の皆様方には、並外れた体力やバイタリティーを見受けますが、手前味噌ながら山根議員についても、忙しい中この試みを継続している頑張りは偉いなーなどと思っています。
メルマガの内容について、共感や激励のメールを頂く一方、批判的なご意見を頂くこともありますが、少しずつ読者が増えていくことには、秘書としても嬉しさを感じています。今回はそんな議員が原稿提供を求めてきたことはよっぽどと思い、及ばずながら、引き受けさせて頂きました。
多分メルマガを配信している議員さんの中には、政策や国会情報などを秘書に任せて配信している方もいらっしゃると思います。しかし山根議員は、頑なに自分の言葉で訴え掛けている議員の1人です。1日の中で随時、メルマガの話題になりそうな事を探して、走り書きで“○○のことを書く”とメモしてあるのを見ては、ほほーと思っています。
・・・ただし、たまに調子に乗って、ギリギリ20代女性の私から見るとえーっと思う下ネタに走ったりするのでチェックが必要です。ダメな時はすかさず「却下です。」と意見します。しかしそうすると、「やっぱりか」と言って、聞き入れてくれる議員をまた応援したい気持ちになるのでした。
慣れずに取り留めのない内輪話で、議員の原稿より長くなってしまいました。。。今後ともご愛読の程、よろしくお願い致します。
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