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■2003年7月10日発行号
▼共産党 自宅外の禁酒令( 7月 5日)
共産党の本部書記局の自宅外での飲酒を禁止する内規のことはずっと私の記憶の中に残っていたので、今回の禁酒措置の徹底に私は驚くことはなかった。インターネットの時代となり、内部告発的な情報は不確かなものも含めて掲示板等に載っているが、筆坂氏の問題は、その背景には実のところ何があったのか、行為そのものよりずっと私には興味がある。しかし、なかなか真相は藪の中に入ったまま、恐らく明らかにならないことだろう。但し、騒動に直接関わった人が組織から抜け出て告発するという形でなら、あるいはいつか事の実際が白日の下に曝される日が来る可能性もなくはない。
地方の旅館やホテルなどで仲居さん等から時折聞くことがあるが、世間的に真面目人間を装わなければならない職種の人ほど、宴席での乱れ方が激しいといった風評は当たっているような気がする。人の在るべき姿と、今在る現実の姿のギャップは甚だしいものがあり、このことを直視しない決まり事は無効であるばかりか、とんでもない災いをどこかで引き起こすことになるのは目に見えている。
共産主義という絶対的価値基準を人間に当てはめる事自体に無理がある。人間は理想や夢がなくては輝けないが、同時にあちこちぶつかりながら、時に傷つき涙しながら無骨に生きていくものだという現実を受け入れていかなければ、伸びやかな社会づくりはできないだろう。絶対的価値観ではなく、相対的な価値観を持って経国していかなければ、国民の幸いを保障することはできない。
後になって取り消しはしたものの、今回の禁酒令をめぐる騒動は、いくら党規約等の改革を図っても尚、その本質において変わりきれない全体主義の限界を見た思いがする。
▼ある占い師の生き方( 7月 6日)
人生の岐路に立たされた時、占い師の意見を参考にする事がある。それは、あくまでも参考にしているに過ぎず絶対の盲信ではない。100%人の将来を正しく予見することなどおよそ不可能だからだ。
過日、人の紹介で占い師宅を訪問したことがあった。借家で1人暮らしの方だったが、尋ねてみると私と同年齢であることが分かり、親近感を覚えた。10畳もあろう和室1間が雑然としていて、お世辞にもきれいな部屋とは言えなかった。彼は私の職業も知っていて、政局などの話をしたが、極めて常識的な見方を私に示したので、特に刮目するような指摘はなかった。30分程して私は辞し、彼との接触はそれきりだった。
後日、紹介者(以下 A氏)から、「どうだった」と印象を聞かれたので、思わず「マザコンかな」と口にしてしまったが、果たして言い当てていたのかどうか。私は時々、占い師を悪戯に占ったり、意見してしまうことがあるが、これはもう勘だけの話で、いい加減この上もなく適当なものでしかない。A氏の話によると、占い師の彼は、方位を自分の人生で徹底させていて、限りなく引越を繰り返している。災いを避けるべく方位を応用し幸福を手に入れる筈だったが、彼がつかんだものは予想だにできない多額の現金と、底知れぬ孤独であったという。
禍福は糾える縄のようなものだが、彼は人生の災いを方位によりスルリスルリとかわし続けてきた結果、苦味・辛味・甘味といった人生の味覚をすっかり失い、栄養たっぷりの錠剤を飲み続ける異星人のような人間になりきってしまった、という事なのかもしれない。
▼レイプ事件 政治家の発言( 7月 8日)
大学生が男女の出会いの場としてスーパーフリーというサークルを作り、会費を取ってイベントを企画し、多くの大学生を集めていた。このサークルの責任者が中心となって女子大生を5人で集団レイプしたという事件について、自民党の太田誠一元総務庁長官は「元気があるからいい」と言い、福田官房長官は女性の服装が「挑発的な格好だから、僕だって誘惑されちゃうよ」と発言したと報道された。ここには勇気を出して訴えた被害者へのいたわりや思いやる心が見えないばかりか、加害者の行為への怒りは微塵も無い。
レイプは卑劣な行為で、心から怒りの思いが湧いてくるのを私は止めようもない。男として、本当に卑怯だと思う。女性プロボクサーやプロレスラーも誕生しているが、平均的な腕力は男性が圧倒しているのだから、男は女を守る義務があると私は思う。それを逆に・・・。
性の問題でとんでもない発言をする、政治家を含めた世の中の指導者は、これは一般論で前述のお2人の事ではもちろんないが、大抵、生理的な機能がかなり激減したり停止状態に至っている場合が多いように思う。高齢に至ってくると抑制論や謳歌論を述べるにせよ、もう無責任で両極端に走る人がけっこういる。性については、私は時代の常識の範囲で燮理(程良く調えること)させていけば良いのだと思うが、今回の事件は、本当に腹立たしくて仕方ない。
▼国立大学法案反対討論の直後( 7月 9日)
この原稿を今、院内の図書室で書いているが、たった今、この部屋に向かって院内の廊下を歩いていたら、偶然にも遠山文部科学大臣に出くわしてしまった。12時からの本会議で、かなり厳しく法案内容と文科相を批判したばかりだったので、一瞬、どんな表情を作って良いものやら迷ったが、文科相の方からにこやかに握手を求められたので、手を握り返してしまった。お互い、公人としての立場から、論争の時には見せられない笑顔だったと思う。文部官僚が10人を超えて大臣を囲むようにしていたが、法案が成立したので、皆一様に安堵の表情と私には見えた。
しかし、討論でも述べたが、やはりこの法律はおかしい。文科省の関与があまりに強すぎて、今よりも国立大学の自由は侵害されてくることは明らかだ。
登壇の前、全くと言って良いほど緊張がなかった。こういう時ほど、私は気の緩みで失敗しやすい質なので、思いを凝らして頭の中で無理して緊張状態を作り出してみた。効果はてきめんで、すぐに心に圧迫感を覚える程となったが、少し過度に効き過ぎて足が震え始めた。もちろん怒りも加わっていたからだろうが・・・。24年間議員をやっていて、こんな事は2度目で、緊張のイメージを強く作り出し過ぎてしまったようだ。
▽民主党HP
【参院文科委】国立大学法人法案の修正案を否決
http://www.dpj.or.jp/news/200307/20030708_02monka.html
【参院本会議】山根議員、国立大学法人法案に反対討論
http://www.dpj.or.jp/news/200307/20030709_01yamane.html
【談話】国立大学法人法案の成立を受けて
>>>民主党文部科学ネクスト大臣 牧野聖修
http://www.dpj.or.jp/seisaku/kyoiku/BOX_KK0043.html
▽参議院HP >>>私の発言の全文はこちらでご覧下さい
【会議録情報】7/9(水)本会議 (約1週間後から掲載されます)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho2.htm
▼タレント 林寛子さんのこと( 7月10日)
黒沢久雄さんと離婚、という報道を眼にして、あの日のことがすぐに思い浮かんだ。あの日、初めて林 寛子さんと会ったのだが、私にはとても好印象だった。
彼女とは2年前、埼玉県選挙区で参議院選挙を共に戦った間柄だ。どこか忘れたが繁華街のスーパーの前で、林 寛子さんの街宣車が停まっていた。本人がいなかったので、私の方から先に演説していたら、彼女の方から小走りに近寄ってきてくれて挨拶を頂いた。恐縮していたら「宜しくお願いします」と握手を求められた。柔らかな感触だったことを今でも覚えている。明るく、礼儀正しい、きれいな人という印象だった。
離婚については、個人の事で何もコメントできないけれど、幸い多い人生であるようにお祈りしたい。
■□■2003 山根りゅうじ 国政報告・懇親会 のご案内■□■
▼日 時 2003年 7月 18日(金)
午後6時30分受付 午後7時開会
▼場 所 川越プリンスホテル 3F
川越市新富町1-22 TEL049-227-1111
▼会 費 3000円
▽どなたでもご自由にご出席頂けます。
皆様お誘い合わせでのご参加を心よりお待ちしております。
▽参加ご希望の方、お問い合わせは 山根 隆治 川越事務所
(TEL049-230-1350)までご連絡下さい。
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