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■2003年6月26日発行号
▼党・全国幹事長会議での私の発言( 6月21日)
去る6月14日、党本部で全国幹事長・選対責任者会議が開催された。主要なテーマは当然、衆議院選挙についてであったが、私は2つの問題に絞り質問した。1つは自由党との選挙協力の在り方についてであった。埼玉県全選挙区を念頭において質問したつもりだったが、私の地元である7区のことで具体的に赤松選対委員長が答弁されたのは驚きで嬉しかった。答弁内容については支障もありそうなのでここに書くことはできないが、かなり突っ込んだものであった。
2つ目は、前回衆院選で私が県連選対事務局長として苦労したのは、党幹部が日程的に過密スケジュールとなっていて、本部のスタッフが鉄道の利便性の良い所だけに幹部を派遣したがることだった。私としては、世論調査でほぼ当選圏内に入っている人を外して、当落線上の候補者、あと1歩の候補者への来援を希望していたが、次の県への交通の利便性を考慮されて候補地を選ばれてしまったという苦い経験がある。今度は、そういう事の無いように、との要望をさせてもらった。答弁は前向きだったので期待したいと思う。終盤に来て党幹部の来援が大きな影響を与えることは前回の衆院選、そして私の闘った参院選で既に実証済みだ。
▼副大臣の評価( 6月22日)
委員会質疑で副大臣が答弁する機会もあるが、副大臣により随分と答弁回数と時間が異なっている。大臣が副大臣にすぐ振るというケースや、副大臣にあまり答弁させず大臣がほとんど答弁する場合もある。私は野党なので本当の事情は解らないが、副大臣の答弁は能力の評価に直結していることは間違いない。官僚も大臣もじっくりチェックしているように思える。評価の高い場合は、次のステップが近くなるだろう。
官僚が予め作っておいた答弁書を棒読みするように、与党議員の質問の時に主に登場する副大臣もいるが、大臣よりも幅広く中味の濃い答弁をする副大臣もいる。地元埼玉県内に何人か副大臣がいるが、それぞれに頑張っておられる。一部の答弁を聞いているだけなので、評価は差し控えさせて頂きたい。
▼田並代議士の引退表明( 6月23日)
衝撃の第1報は党本部幹部からの電話だった。取り急ぎ細川県連代表にだけは連絡したものの、どう受け止めどう対応すべきか、すぐには気持ちが定まらなかった。
前々号で中曽根元総理の出馬表明について、これを肯定的に書いたばかりだったが、田並先生は年齢こそ70才だが、まだ50代のエネルギーをお持ちで、とても引退されるような時期でないと私は思う。しかし、ご自身の美意識が強く、以前から70才にになったら第1線から引く決意をずっと持ち続けられていたという。
そして、後継者についても一定の考え方をお持ちで、近日中に30代の候補予定者が決定される見通しだ。私は田並先生個人への支持者は多いが、保守地盤の強い地域で民主党へのいわゆる漠たる支持者が少ないのだから、田並先生の地盤を引き継げるのは、ご子息しかいないのではないか、と率直に進言させて頂いた。しかし、全く私の言に耳を貸してくれなかった。「私は2世議員には反対なんです」ときっぱり明言された。ご子息は実際に地元秘書業務を一手に引き受けていて、地元での評判や党県連関係者の評価も高く、単なる2世候補とは違うと思うのだが・・・。
頑固に筋を立てて生き抜こうとする人には、私の説得など小手先の理屈と聞こえていたのかもしれない。一般的には政治家の高齢は能力の低下、地位への執着等で弊害は多い。しかし反面、石原都知事にしても既に70才だが、まだまだやれそうだし、おしなべて一律に年齢で政治家の引退を決めるべきではなく、あくまでも個人の能力により判断されるべきものと今でも私は信じている。
▼ツバメ騒動の顛末( 6月24日)
4羽の雛鳥の誕生で巣立つ日を楽しみにしていたが、無惨な結果に終わった。朝、出勤の時に雛の1羽がポーチに落ちているのを発見し、急いで巣に戻したが、翌朝、又、落下していた。私自身は子供の頃から鳥は生理的に苦手で触れることもできず、家の者に大声で知らせるだけで恥ずかしいのだが、仕方なく措置は全部、家族任せで再び巣に戻した。この間、私は動物病院へ電話し対応策を聞いたりしたが、やはり巣に戻すのが1番だと教えられていた。何度も落下と帰巣を繰り返したが、翌々日の早朝にはなんと4羽が落下していた。
梯子に乗り、雛を帰そうとしていた矢先、別の雛が眼の前で落下していくのを見てしまったが、2Mを超える所から、全く羽ばたくこともなく一気に落下するのだから、全身打撲は間違いないだろう。5〜6度の落下で全ての雛鳥は絶命した。原因は巣が狭隘だったからなのか、雛鳥が互いに他を落とし合っていたのかよく判らないが、私としては、もっと親鳥に何とかしてもらいたかった。
妙なことに、同じツバメか別のものかは知らないが、又、懲りずに新たな巣を作り始めている。「もう止めて欲しい」と思うが、壊すわけにも行かず胸が痛い。
▼浜田卓二郎という人( 6月25日)
金融経済特別委員会で大抵隣り合わせになり、様々な話をする機会があるが、素晴らしき常識人と思う。大蔵省のキャリアから政界に移られた方だけあって、委員会での質問も専門家からの視点なので聞いているだけでも勉強になる。
前からの知己であるので、私が県議時代に陳情したことがあった。その時の秘書を通じての処理は実に誠意のある的確なものであったことをよく覚えている。雑談の時、小学生時代から家庭教師をしていた。大学生の時は、学費、親への仕送り、デート代も稼いでいた、という。知力、体力、気力がなければ、とてもできる技ではないだろう。
反自民で共通の立場の時もあったが今、浜田さんは政権政党の中に在る。自民党への入党も希望していると以前、新聞で報道されていた。時代に翻弄されてこられたようにも思うが、政界の激変の中で、行動を共にする時が有るか無しか、神仏のみぞ知り給う。
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