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■2002年6月27日発行号
▼ルール違反( 6月21日)
自由党の小沢一郎党首と民主党参議院若手議員との懇談会に出席した。先輩議員からのお誘いで出席したが、私にとっては2度目のことでもあり、発言は控えた。
リラックスした雰囲気であったので皆のびのびと発言していたが、ちょうど国会が軌道に乗る合意が民主党と与党の間で成された事もあり、国会対策上の問題について多少の不満を述べた者もいたが、まさか、非公式の懇談での発言が翌朝の新聞に報道されるなどとは誰しも夢想だにできなかった。
自由党の出席者によるマスコミへのリークは政治倫理に明らかに反することだ。こうした事が何度か繰り返されると信頼関係が損なわれることが、自由党にはどうして解らないのだろうか。
▼幻のディズニーランド( 6月23日)
党埼玉県連の書記の藤井君が結婚した。披露宴は彼の人柄が滲み出たものでハナマルだった\(^0^)/。
2次会は若い人ばかりだと思い、県連の仲間と早々に会場を後にしたが、もう既に時計は午後6時半をまわっていた。折角、浦安まで来たのだから10年ぶり位なので、ディズニーランドに仲間を誘ったが、時間が遅かったことと外気が冷えていたこともあって、あまり付き合ってもらえず、県連幹事長の秦県議と私だけのデートとなりそうだった。54才になる私と72才になる幹事長と男2人でディズニーランドを歩く姿は少し不気味だろうし、とり止めることにした。
ディズニーランドはともかく、ディズニーシーには是非とも行っておこうと思う。これからは高齢者のための様々な遊び場が求められる時代が到来することだろうし、楽しい社会づくりに何か良いヒントが得られそうな予感もあるので。
▼健保法案への質問( 6月24日)
参議院にいよいよ、値上げ健保法案が送られてきた。民主党にはそれなりの質問時間が充てられているので、私は担当の厚生労働委員会の委員と差し替え(質問のため、一時のバトンタッチ)してもらうことを、わが党の柳田 稔 理事にお願いした。ご快諾頂けたが、最初、20分だけのお願いをしたのだが、1コマ分、1時間をやれ、と言われ有り難くお引き受けすることにした。
県会議員時代から、ずっと追いかけてきたある問題を取り上げるつもりだ。その問題は、今、事前に明らかにする訳にはいかないが、20分が60分になったので時間的ゆとりも生じ、読者の皆様から本法案や医療制度全般へのご意見等があれば、ご一報頂ければ有り難い。
▼「生き仏になった落ちこぼれ」長尾三郎著を読んで( 6月25日)
過日読んだ高倉 健著の「南極のペンギン」に本書が紹介されていたので、書店に申し込んだら既に絶版になっているとのことで、国会図書館から借りてきて手にした。私の読書法は、覚えておきたいところにサイドラインを引っ張るので、基本的に書籍は図書館などで借りずに購入することにしているから、何度も本書に思わずペンを走らせたい衝動に駆られた。
比叡山の千日回峰というとてつもない荒行を2度も果たした酒井雄哉大阿闍梨(だいあじゃり)の生き様を書いた本書の著者は、登山家の植村直己氏についても「マッキンリーに死す」を著していて、植村直己氏の生前の言葉を紹介する形でこの修行のすさまじさを表現した。「自分が成し遂げた五大陸最高峰登頂の記録など、回峰行者に比べれば恥ずかしい限りだ」と。
いかにも謙虚な氏の言葉らしくはあるが、植村直己氏の到達した冒険も凄いことで、2人とも私の想像の及ばないところでのレベルの話だ。
修行により心が浄められていく課程で様々な霊的経験も遠慮がちに記されているが、酒井阿闍梨は「線香の灰がゆっくり落ちてそれが粉々に砕ける様が、まるでスローモーションのようにはっきり見えて、その砕ける音まで聞こえるんだ。」と語り、この言葉を証明するように他の高僧も自著で「ハラリと落ちるのではなく、ドサッと落ちる。誇張でも何でもなく、そう聴こえる。」と書かれている。
千日回峰は100日を1期として7年掛けて満行するものだが、睡眠2〜3時間で深夜から明け方にかけて山中を1人駆け巡る修行で、700日経過すると9日間、堂内で不飲、不食、不眠の中でお経を唱え続けることになる。この時がクライマックスで正に生死を懸けることとなる。線香の灰の話はこの時の経験を語ったものだ。千日回峰を2度成し遂げた者は、織田信長の焼き討ちによりそれ以前の記録は消失しているが、比叡山の歴史で、現在の資料では酒井阿闍梨で3人目だそうだ。修行の途中で挫折した者は、用意してある紐で首をくくるか、短刀で喉を刺すことが定められている。
私がここを訪れたのはもう20年も前だが、延暦寺は、建物1つ1つの柱がけた外れに太く巨きく圧倒されそうになったのを憶えている。建造物は、機能性と皮相的象徴性を具現するものでしかない筈だが、長い歳月は私達の才知を超えたところで、ある種の息吹を吹き込んで別の命を宿すことがある。懐深い比叡山の自然と人の手に成る御堂との融合された調和から生まれている山中の凛とした霊気は誰しもが感じ取ることができるだろう。
▼「世界がもし100人の村だったら」
の編者(著者) 池田香代子さんに会って( 6月26日)
ドイツ文学翻訳家の池田さんは、1948年生まれで私と同年だった。小柄でシャイ、控えめな方だったが、握手した手も柔らかだった。本当にこの人は汚濁にまみれたこの娑婆世界で生きてきたのだろうかと思える程、素直で優しい少女がそのまま大人になったような人だ。世界連邦主催による講演に先立ち、名刺交換した時の私の印象である。
池田さんは本書の印税で世界各地に多大な寄附をされているが、特に戦渦のアフガニスタンに心を痛めておられるようだった。アフガンからの難民の方々には「日本にどうして逃げてきたの」と聞いたという。「日本人は私達と同じ顔をしているし、広島、長崎で被爆し、心の痛みが分かる優しい人達の国だと思ったから」と言われたそうだ。そういう意識を持ったことがなかったので、かえって池田さんは動揺したというが、他国の人達が見る日本人像に時折、私もたじろぐことがある。日本人の持っていた、又、持つべき多くのものをもう1度、私達は取り戻していくべきだと思う。
因みに池田さんはおもしろい話を紹介してくれた。スイスのジュネーブで国際知覚学会が開かれ、そこで痛みの単位が提唱され、認知された。1アナージェントを鼻毛を抜いた時の痛みとして、タンスの角にすねをぶつけた時は何10アナージェント、陣痛は何10アナージェントと決められているという。フランス語でこの言葉は鼻毛という意味だそうだ。日本国民のアナージェントも年々、上昇していることは間違いなそうなのだが・・・。
■□■2002山根りゅうじ 国政報告会・懇親会 のご案内■□■
▼日 時 平成14年 7月 8日(月)
午後6時30分受付 午後7時開会
▼場 所 川越プリンスホテル
川越市新富町1-22 TEL049-227-1111
▼会 費 3000円
▽どなたでもご自由にご出席頂けます。
当日は、民主党 鳩山由紀夫代表にご挨拶いただく予定に なっております。記念撮影のチャンスもございますので、皆様お誘い合わせでのご参加を心よりお待ちしております。
▽参加ご希望の方、お問い合わせは、
山根 隆治 川越事務所 (TEL049-230-1350)までご連絡下さい。
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