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■2002年6月13日発行号
▼地下核実験と土壌汚染について( 6月 7日)
見えない分だけ反動が恐いとずっと思い続けてきたが、今の自分にできることを先ずやってみようと決心した。蕨の福田秀雄市会議員に「まだ誰も問題意識がなく発言していないと思うけれど、地下核実験が微生物の生態系に与える影響が数十年、数百年後にどんな形で出てくるのか不安なんだ」と話したら、既にSF映画では描かれていると教えられた。
このところ、環境問題に取り組んでいる議員仲間に地下核実験と土壌汚染について訴えてきた。先ずは本会議場で隣席の「紋次郎」こと中村敦夫さん、そして広中和歌子さん(元・環境庁長官)、ツルネン マルティさん(フィンランド出身)に自分の思いを語ったが、皆一様に同意してくれた。この3人はいずれも英語に堪能で国際的な人脈もあるので、国際会議などで是非とも問題提起してくれるようお願いした。
今日夕刻、偶さか(たまさか)環境保護団体の役員の方が議員会館に訪ねてきてくれたので、「SF映画では取り上げてるけれど・・・」と話したつもりだったが、「SF」のところを「SM」映画と言ってしまったようで、後で秘書に指摘されて赤面ものになったが、次にお会いした時にはしっかり訂正しておきたいと思う。
▼義母への供養と法華経( 6月 8日)
昨日が義母の陰命日で他界して2ヶ月となった。私としては久々のことだが、義母の冥福を祈るため法華経を読誦させてもらった。法華三部経というのは、とても短時間で読み上げられるものではないので、20〜30分用の抄録を使わせてもらった。物心ついてからずっと母の傍らに座って聞き、慣れ親しんできたお経ではあるが、今もって時折、読誦していて有り難さで目頭が熱くなることがある。御経というと敬遠されがちだが、その意味が解ってくると、結構興味を持てるようになってくるものだ。
法華経の解読書で有名なのは、聖徳太子が書いたと言われる「法華経義疏」というのがある。私はこの本を読んで、聖徳太子像が一変したが、実に緻密な記述で天才的な才能の持ち主だったに違いない。しかし、政治家として時に求められる愚鈍さを演じることはできなかったのかもしれない。著書を読んで太子の血液型を考えたり、様々な空想を弄んだことを思い起こす。
川越にある中里組(土建業)の中里会長は、ご子息を失くされたことをきっかけに、あちこちに観音像を寄贈されてきたが、友知人が亡くなられると必ずご自身で般若心経をあげておられるという。このお経も元は、法華経以上に膨大なものだが、僅か266文字にまとめられたものがあり、これをそらんじているそうだ。
私の義父方は神道であり、私自身は宗教、宗派にとらわれはなく、それぞれが自分につながっている縁を大切にしていけば良いのだろうと思う。死後、神仏が宗教、宗派や民族で区別や差別をされるなど、私にはとても考えられない。
▼美空ひばり( 6月 9日)
7〜8日、深夜にかけて5時間放送で美空ひばり特集をやっていた。私は後半の1時間程しか見られなかったが、この人の持って生まれた天命というものを考えずにいられなかった。ご本人にもそういう自覚があったが、個人の人生という視点では必ずしも幸福な生涯ではなく、辛い数々の労苦を乗り越えての天寿全うであり、この人の歌声に癒された者の一人として心からなる感謝を捧げたいと思う。
昨年、埼玉県の戸田中央病院の院長先生とお会いしたが、先生は美空ひばりが小学生時代、請われて3年間ほど家庭教師をされたという。その時の印象を聞いたところ、「頭の回転が速く、理解力に優れていて、普通の環境であれば当然、進学校へ進み秀才ぶりを発揮していたことは間違いない」と言っておられた。しかし天命はそれを許さなかった。天才なるが故の人生だったのだろう。ご冥福をお祈りしたい。
▼福田官房長官という人( 6月10日)
「非核三原則」についての発言が物議を醸しているが、こうした安易な発言は今に始まったことではないらしい。わが党の幹部で群馬県出身の先輩議員さんから次のようなエピソードを聞かせて頂いた。
御尊父の福田元総理からバトンタッチした初当選の時のインタビューが有名だそうで、インタビュアーが「お父さんのお陰での当選ですね。」とやや失礼とも思われる質問を向けたが、この時、福田(現・官房長官)さんは「あの年寄り(ご自分の父親)と一緒にしないでよ」と答え、この模様は群馬県中に放映され当時、大きな話題になったという。どこかクールでひょうひょうとした感じは、川島正次郎や戦後政治を彩ってきた何人かの政治家を彷彿とさせるが、一見、クールに見えて不遇の友知人にそっと手を差しのべていた御尊父と同じ血を持つ政治家として、もっと暖かいものを滲ませて欲しいと思う。
小泉内閣の閣僚には、比較的クリーンだが身の回りに冷気の漂う人が多いように思う。昨年の内閣委員会で、多分、国会の場で言及したのは私が最初だと思うが「将来、総理になられる可能性の高い方だから・・・」と言ってみたが、委員会後、「お世辞言われちゃった」とクールに一人ごちていた姿は印象深い。国民は今、初夏を迎えようとしているこの時季に在って尚、社会的寒さを体感しているのだから、満腔(まんこう/身体中)の暖気を発散してもらいたい。
▼小泉総理への初質問( 6月12日)
民主党に与えられた内閣委員会(6月6日(木)開会)での質問時間は40分だったが、先輩議員にお願いして、どうしても総理に聞きたいことがあるので質問に立たせて欲しいと懇請し、15分間のチャンスを与えてもらった。
全国版で各紙に報道されたのは、首都機能移転に対する総理答弁だった。「総理就任前からあなたは移転論者だったが、この問題について、今、どう考えているのか。」という質問に対して、「小泉内閣ではテーブルに載せない。」と明言したことが記事になった。
移転先の有力候補地の1つである仲間の福島・栃木選出議員から、昨夜は地元では大きなニュースとしてテレビでも流されていたよ、と言われたが、首都圏では多分、テレビ放映はなかったと思う。それほど首都圏では関心が薄く、移転論は風化しかけている。一方、愛知・岐阜、三重・畿央、福島・栃木では誘致に向けて運動が依然として続けられていて、各自治体は財政面でも疲弊している。逆説的だが、この総理答弁で一息付けることになるのかもしれない。もう少し時間があれば、各自治体の疲労感を訴える中で、更に突っ込んだ質問を展開したいと思っていたのだが・・・。
先日、記者でテニス仲間の友人から「初めて山根さんの記事を書いたよ」と言われ、「今度はもっとボリュームのある記事を書いてもらえるように頑張るよ」と言葉を交わし合った。
私の質問は2問で、もう1つは以前ここにも書いたが、自民党の総裁でいながら「自民党をつぶす」という発言を質したものだ。自民党内のいわゆる抵抗勢力を勇気づけてしまいそうな事にならないように気を遣いながら、自民党総裁としての責任を忌避することの矛盾を突いたつもりだ。詳しくは議事録をご参照頂ければと思う。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho2.htm
総理への質問という快い緊張感は、あっという間に終わった。
■□■2002山根りゅうじ 国政報告会・懇親会 のご案内■□■
▼日 時 平成14年 7月 8日(月)
午後6時30分受付 午後7時開会
▼場 所 川越プリンスホテル
川越市新富町1-22 TEL049-227-1111
▼会 費 3000円
▽どなたでもご自由にご出席頂けます。
当日は、民主党 鳩山由紀夫代表にご挨拶いただく予定に なっております。記念撮影のチャンスもございますので、皆様お誘い合わせでのご参加を心よりお待ちしております。
▽参加ご希望の方、お問い合わせは、
山根 隆治 川越事務所 (TEL049-230-1350)までご連絡下さい。
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★☆★民主党からのお知らせ★☆★
第2回“インターネット市民立法”募集のご案内
メールで始まる政治参加!
あなたのメールが「政策」となり、「法案」になります!!
インターネットの普及とともに、「半直接民主主義」が可能になってきました。民主党は昨年に引き続き、皆さんからの政策提案をもとに議員立法を提出する“インターネット市民立法”を実施します。
21世紀は、「少数派が尊重される時代」だと思います。たとえば、昨年の“インターネット市民立法”で、聴覚に障害を持つ方のために「テレビ字幕を普及させる」ことが提案されたのを受け、民主党は議員立法として法案を提出しました。今までは、多数の意見しか政治に反映されませんでした。
民主党は、少数派の意見を尊重する政党です。
みなさんの政策提案に期待しています。
募集要項など詳細は、民主党のホームページへ。
http://www.dpj.or.jp/rippou/
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