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■2002年02月21日発行号 ▼祈り( 2月17日) 身体が動けなくなったり、口がきけなくなっても、他人のために行えることは、幾つかある。笑顔を向けること、感謝の意を表すること、そして最後に残るのは祈りだろうと思う。「祈り」は宗教者以外には無縁に思われがちだが、過日、身近な政治家から「祈り」の話を聞く機会があった。
清水選手が長野オリンピックで金メダルをとった時「達成感はそれほどでもない」と言っていたことが、ずっと私の心に引っかかっていた。そして、今回の銀メダルへの道程は、怪我との闘いの中でのものだが、「こういう状態でも金メダルをとれることが本当の強さなんだ」という意味のことを言われた。 オリンピック選手では、他に田村亮子選手がやはり同じようなことを言っていた。「とてつもない強さ、と言われるようでなければ・・・」という言葉がそれだ。身近に柔道界の雄、山下泰裕さんがいたので、田村選手は自然に親炙(しんしゃ/親しく接して感化をうけること)されていたのかもしれない。 野球界ではイチロー選手がその域にあると思うが、メダルや賞や数字や地位で計れない、自分の心の奥底にある何かしらの高い満足を求めるレベルにいって初めて、一流を超える領域に挑戦する資格を得られるのだと思う。
参議院の本会議場でブッシュ大統領の演説を聞いた。 大統領の演説は同時通訳でイヤホーンにより日本語で聞けたが、生の声を聞いてみたかったので時折、イヤホーンを外したりもしており、その内容を聞くというより身体から発散するエネルギーや空気を感じ取るように心がけた。 大統領がテキサス州の知事をされていた時、同州を訪れたことがあったが、その時、知事の評判を数人に聞いてみたが、教育問題などに熱心で人気も高いが、政治家としての力量にはクエスチョンマークが付く、という声が多かったように記憶している。
景気の低迷で一番、影響を受けるのは、やはり弱者の人達だろう。 党の参議院政策審議会での勉強会で盲人団体の方々から陳情を受けたが、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のことを頭文字 あはき法第19条には、その専門学校の新設や定員増につき抑制措置がとれる旨、明記されているが、本法では鍼(ハリ)、灸(キュウ)=シンキュウ は含まれておらず、これも19条に加えて欲しい、という陳情内容であった。自民党にずっと働きかけてきたが、全く前進しない、と愚痴をこぼされていた。 私は19条の改正も結構だが、現行では医師の指導があれば、いくつかの施術が許可され保険の適用が可能とされている法文をこそ改正して、あはき師の独自の診断と選択により施術できるよう主張したらどうかと逆提案してみた。莫大な政治資金と集票力を持つ医師会の反発は眼に見えているが、正論ならいつまでも主張し続けていく勇気も必要だろうと思う。鍼灸院にかかれば4000〜5000円とられるが保険適用されれば500円程度となる。
2月20日、同僚議員のピンチヒッターで参議院の憲法調査会に出席したが、この日は公聴会であり、各界から7名の公述人が出席した。 1人は早川忠孝氏(弁護士)だが、この人は、先の参議院埼玉選挙区で競い合った仲で、市民団体主催の討論会などで互いに議論を重ねてきた間柄だ。 もう1人は、舩津徳英氏で同じ埼玉県議会の同僚議員だった。氏は自民党から離党し、一時無所属で議会活動をしていたが、今は、自由党埼玉県連の幹事長に就任しつつ、県議会では民主党と会派を一緒に組んで活動している。県議会では同じ委員会に所属していたことから、個人的な付き合いもあり、私の良き友人の一人だ。 2人は弁護士、地方議員と言う立場から憲法問題に対する私見を述べたが、まさか、このご両人と国会でこういう形でお会いするとは思ってもみなかった。
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