▼私への期待と私の役割(12月17日)

メルマガを始めて4ヶ月程になった。読者の方々からは種々のご感想を頂くが、好意的なメッセージとしては、文章が短く読み易い、そして、人柄が見えてくる、というものが多い。反面、政策面での記述が少なく物足りない、というご意見がある。
ごもっともなご批評だと思うが、政策については書きにくい、という側面がある。衆議院と違って参議院選挙では、党内全議員の支援をもらっての闘いとなり、様々の立場から種々の主張があり、私の立場からは露骨に自説を突っ張ることはできない。
それでも法案では賛否の表示は明確にし、臨時国会に於けるテロ関連法案では私の心の内と党の方針は一致していて私は、いわゆる造反組ではなかった。

今国会では内閣委員会で2回、災害対策特別委員会で1回、計3回の質問に立ったが、特に法案審議でなく、一般質問となったので、何の問題をとり上げたか、どのようにとり上げたかによって自ずと私自身の思想は現れていた筈だ。
このメルマガにもさりげなく私の主張は表れていると思う。

選挙で多くの有権者は、私、山根隆治を支持したのでなく、圧倒的に民主党のヤマネであるからこそ、投票されたのだと思う。
そして、期待されたお気持ちを忖度(そんたく/推察すること)すれば、自民党に取って代わる安心のできる政党として民主党を支持したい、ということだったのだと思う。とすれば、私の最大の仕事は、民主党をどっしりとした政党に創り上げることにあるのだろう。
政党にとって政策こそが唯一の存立の意義であるが、実際的には組織の管理・運営が、骨格を成し、指導者の個性や姿勢が政党の生命に輝きを与えている。
私は政党の全ての分野に関わりを持ちたいと思う。政策にも運営にも闘いにも。


▼ホームレスの方と対話(12月18日)

蓮田駅西口で朝の駅頭活動をしていたらベンチに座っていた人が話しかけてきた。よく聞こえなかったので、私たちの活動を快く思わない人のヤジかと思ったが、どうも私に話しかけている様子だったので、ビラを配る手を止めて、近付いてみた。「メシをどうやって喰うんだ」というのが、その方の第一声だった。
私にはA氏は身なりも整っているように見えたので次の言葉は意外だった。「俺はホームレスだけど、政治家は俺たちのことを考えていない」。

そこで、私は、今度の臨時国会でホームレスの自立支援に法案を民主党主導で出し、継続審査となっているので、来年の通常国会で審議されることになりそうだ、との見通しを述べた。「そうか、頼むな」と言ってくれたが、A氏は「年間、自殺者が3万人も出ていることを知っているか」と聞いてきたので、私は「自殺者全員が経済的理由で生命を絶っているわけではないが、健康問題の次に多い要因ということになっている。それにしても大変、深刻な問題だ。私もしっかりやっていくので、頑張ってください。」といったような会話を重ねた。

意欲も体力もあるが働く場のない人々が増えている。一日も早い経済の回復に力を尽くしていこうと思う。
私は経済の専門家ではないが、世界一の個人資産を有し、技術力では今日でも世界レベルを保っている現実の力を見れば、日本がこのままで止まることはあり得ないと思う。アメリカの傲慢なまでの経済戦略に為す術を持たず、唯々諾々(いいだくだく/他人のいいなりになるさま)と国益を損ねてきたことを、政府は先ず認識すべきなのだ。反米でも抗米でもなく当たり前の事を主張するだけでも良い。脅されながら、叩かれながらもアメリカに主張し続ける事で真の国家としての自立・自覚が生まれる。
当面の経済政策については、金利の引き上げや、企業の設備投資を促進する施策で大きな転換を図れるのではないだろうか。「国民は明日に不安だから貯蓄に走る」という思い込みは棄てよう。数字はこのことに何も裏打ちもしてはいない。


▼再び拉致疑惑について(12月19日)

北朝鮮赤十字会は、99年の日朝赤十字会談で合意した「日本人行方不明者」の消息調査を去る17日、全面的に中止すると発表した。あまりに一方的な発表であり、改めてこの国の体質を見せつけられた思いだ。

北朝鮮の国内組織である法律家協会、対文協(外国との窓口の一つ)職業総同盟が次々とわが国の拉致救出運動に対する非難声明を発表してきたが、ここに至ることには悲しい予感があった。
朝銀の強制捜査は北朝鮮にとり大きなダメージだったことが逆に今回の北朝鮮赤十字会の声明で立証されたような気がする。

私が国会でとり上げた初めての国際問題として、これからも救出運動に力を尽くしたい。


▼風邪薬について(12月20日)

結婚生活22年になるが、風邪で寝込んだことは1度しかない。体温がいつも低い方なので熱には至って弱く、38度でダウンしたように思う。
友人から病院が処方する薬は強いので効くが、買薬は表示通り飲んでいては効かない、という話を聞いた。10万人だか100万人だか忘れたが、それだけの人が服用しても副作用が起きない量が効能書きに記されているのだそうだ。つまり安全だが、効きにくい、ということらしい。
別の友人にその事を話したら、彼も即、2倍量を口にしたところ、具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたといって、怒られたことがある。

私もそれ以来、不安で適量しか飲まなくなったが、私が患っている今の風邪はもう一週間も治らず、昨夜、常備薬を適量3粒のところを4粒飲んで寝たら、今朝は随分楽になった。
しかし、この方法は絶対、読者にはお勧めしない。私の体験談を述べているに過ぎない。念の為。


▼庶民の声で政策立案を(12月21日)

名刺を整理していたら、川口市の企業経営者(A氏)の経営に関するアイデアが、その方の名刺にメモ書きしてあった。私がその方から教えて頂いたことを記したものだ。

川口市は鋳物の街として大きな発展を遂げたところだが、現下の不況で経営者は一様に塗炭(泥にまみれ、火に焼かれる意)の苦しみを味わっている。そこでA氏は私に「設備投資したくても、銀行は全く当てにならなくなった。国は変な公共事業で金を使うよりも、機械を買い上げ、企業にそれを貸してくれれば、有難いのだが・・」と話してくれた。

川口市選出の松本県議にその事を話したら大きく頷いた上で、更に様々の知恵を私に与えてくれた。松本県議は10代で会社を興してきた地元では立志伝(志を立て、精進して成功した人の伝記)中の人物で私は感心すること頻り(しきり)であった。



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