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■2001年10月12日発行号
■国会コラム
▼「ヤジ」も議論活性化のスパイスです(10月 9日)
参議院予算委員会を傍聴した。
自会派の議員が質問をするので、応援という意味での傍聴となる訳だが、具体的にはヤジ要員という事になるのかもしれない。
曲がりなりにもこういう時は、22年間の地方議員の経験が役に立ったようだ。
小泉総理の答弁は、質問には直接答えず、一方的に自分の主張を強弁するという癖があり、「もっと直截(ちょくさい・直接という意味)に答えなくちゃあ、答えになってない」などと小泉さんをヤジった。
的が外れていても、下品でもマズイとは思うが、今日の総理への「ヤジ」は自分史に新しい一頁を書き加えたこととなる。
自分なりにまずまずの及第点を与えたいと思う。
大橋巨泉さんが補充質問を終えたところに、多分、芸能界での先輩・後輩という間柄なのだと思うが、西川きよし議員が歩み寄ってきて、「テレビでずっと見てましたが如何でしたか」と丁寧に聞かれていた。
巨泉さんは「答弁がすれ違いばっかりで・・・」と私の目前で語っておられた姿は、何とも微笑ましく温かいものがあった。
▼一人間としてみる政治家(10月10日)
種々の会合で同僚議員から田中外相批判の話を最近、頓(とみ)に聞くことが多い。衆・参それぞれの予算委員会における答弁ぶりを見ての仲間の言だ。
能力に対する疑問、伝わってくる情報による人間性に対する疑念等から、私は一貫して外相には批判的評価をしてきたが、今、少しずつ同情的な思いに変化してきた。
昨日の予算委員会を傍聴していて、個性は強く自立心の強い人だと思うが、官僚に頼りきらざるを得ない程、今、自信を喪失しているようだ。
時折、元気を装うように大きな声で早口に答弁していたが、全体としては弱々しい風情になってしまった。
内閣の一員としてもどうも孤立していて、大事な国事に外相の頭越しで種々の協議や決定が行われているようだ。
予算委員として後列にじっと座って、外相の答弁を聞いていた夫君である田中直紀議員の優しい眼差しが印象的だった。
▼山根隆治、参加してます(10月12日)
テロ対策防止法案が愈々(いよいよ)、大詰めを迎えた。
今、党の外務・安保合同会議が始まろうとしている。
私も内閣委員会でありメンバーの一人として参加する。
党の方針を一本化するための会議だが、あと一時間後には両院議員 総会が開かれ、事実上これで党内論議は集結となりそうだ。
昨日参議院議員総会が開かれ、思い思いの意見が述べられたが、ほとんどが新法に反対の立場からのものであった。
そんな空気の中で、私自身の賛成意見を開陳(かいちん・意見を述べること)させて頂き、それが今朝(10/12)の読売新聞に掲載された。
但し、私の賛成意見は名前は書かれていない。
地元版ならおそらくは実名が載せられたであろうが、中央政界では無名で、ネームバリューが無い、ということなのだろう。
■徒然コラム
▼人生における一大事業(10月11日)
「いま 魂の教育」(石原慎太郎著)を読んだ。
参考となることが多かったが、結局、教育というものは親そのものの人格の表現とならざるを得ない。
私も20才の長男と17才の長女を夫婦で育ててきたけれど、ああすれば良かったという思いがあるにはあるが、今、第三子が生まれたとしても、又、同じように育ててしまうだろうと思う。
二人の子供はまだ成長期で進化しているが、これからどう育っていくのか期待と不安がある。
親の子供教育という事業ほど、やっかいでおもしろいものはないだろう。
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