■2004年4月1日発行号

▼Draft One の味は…( 3月26日)

昨日、財政金融委員会での質疑で酒税の問題をとり上げた。発泡酒の税額を以前、引き上げて国民の怒りを買った事を引き合いに、今、人気の出てきたビール味の“Draft One”もバカ売れしてくると税率を引き上げるのかを質した。

「ある一定のシェアを持つようになれば、総合的に判断する」といった意味の答弁を主税局長がしていた。最初の答弁におかしな点もあり、厳しく質問を重ねた後で、前述のような答弁に変わった。私からは、メーカーの企業努力を評価し、庶民の小さな楽しみに水をさすようなことは謹んでもらいたい、と釘を刺しておいた。

局長から谷垣大臣に答弁がバトンタッチされ一定の見解表明がされた後、「私も早速、試してみます」と公式の委員会の場で発言していた。私自身も実は未だ口にしていないので、早いところ一盞を傾けてみようと思っていたら、今日、予算委員会室に入る折、一緒になった谷垣大臣の方から「昨夜、呑んでみましたよ」と私に話しかけてこられた。立ち話だったので感想は聞きそびれたが、顔は明らかに満足気であった。今日こそ私も呑んでみよう。


▼菅代表からの電話( 3月27日)

昨年の参院補欠選挙の時、激励の電話を頂いて以来であった。いつも秘書の取り次ぎはなく、代表自ら直接、私の携帯に掛けてこられるので驚かされる。「あっ、山根さん、カンです」「えっ?どなたですか」「カンです、菅です」「あっ、失礼しました。いきなりのお電話で、判りませんでした」いつもこういったやりとりの後で本題に入る。

昨日の電話は、衆院埼玉8区補選への激励と必勝の強い下令であった。私からは県連の取り組みや知り得る選挙状況を報告した後、実務上の相談も若干させて頂いた。菅代表らしく私の3つの相談事には、具体的に即答された。私としては、モヤッとしていた悩み事でもあったので、吹っ切って所沢市議補選、衆院補選にのめり込んでいこうと思う。


▼K-1武蔵対曙戦を見て( 3月29日)

あの闘いは私の眼には実に見応えのあるものだった。武蔵の技と戦術がどう通じ、どんな結果をもたらすのか興味深かったし、曙がボブ・サップ戦から僅か3ヶ月足らずではあるが、どの程度、格闘家として成長を果たしているのかにも少なからず関心があった。

曙の肩から腰までの部位は強靱に見えるし、武蔵としてはキックで足を狙うのは正攻法だと、私のような素人眼にも理解できた。足への攻撃によるダメージは他人眼には判りづらく、山肌が何の前触れもなく、ある限界に達すると一気に崩れ始めるように、その時まで我々はもちろん、攻撃する者にも多分、相手の筋肉に組み込まれた血管や神経などの損壊の程度を、正しく読むことはできていないだろう。テレビで見ている限りではあるが、武蔵のキックは曙には決定的な影響を与えるまでにはまだ、相当の有余があるように思えた。

一方、前へジリジリゆっくりと歩みを詰めるだけのフットワークではあったが、にじり寄る曙の動きは不気味で、圧倒的迫力があった。リング上の武蔵には我々では窺い知ることのできない、もっともっと生々しい圧力が全身を襲ってくるような恐怖感もあったのではないだろうか。ボブ・サップ戦の時のパンチは手先だけの振りに見えたが、振り回して描く小さな弧の軌跡はコンパクトで、前戦よりは少しだけだが進歩を見せてくれていた。あと1年も積極的なトレーニングを積んで怪我がなければ、K-1でチャンピオンになる事は、曙にはそう難しいことではないだろう。

武蔵が倒れ、その上から思い余ってパンチを浴びせた曙の行動は見苦しく、明らかな反則行為だったが、レフリー角田氏の一連のジャッジとマイクを通じての会場への説明は、およそ公平であるべきレフリーの限度を超えたものだった。

武蔵が回復するまで待つという判断は正しかったが、再開に際し、曙の行為を「悪質な」という形容詞を使って、リング上で一方的に批判するレフリーの言動こそが反則行為である。そして試合途中で「先程の反則行為によるダメージがあると認められる場合は、武蔵選手の勝ちとします」とまで発言していた。レフリーの立場としては試合再開を宣した以上、あくまでもクールで公平な進行を図るべきなのに、明らかに偏頗な差別意識を露骨に現したスピーチだった。

角田氏がとるべき選択は再開をさせず武蔵の反則勝ちを宣言するか、両者が改めて闘い易い空気を調えることにあった筈で、ああした発言は、あの試合だけでなく、今後の曙の格闘家人生にさえ影響を与える程の悪意に満ちた罵声のように私には聞こえた。

K-1は八百長の無い生命懸けで戦われる格闘の場であるからこそ、悪役のレッテル貼りは曙にとっては個人の人生を左右しかねない程、致命的なものとなる。大衆に迎合するばかりでなく、あくまでも冷静な中で、個人の人生への思いやりも持ったジャッジを今後の角田氏には期待したい。


▼再び減量へ( 3月30日)

予算委員のメンバーになると、党の事務局で委員会開会中は昼食が用意されているので、蕎麦を食べる機会がなくなり、また体重が増えてきている。朝食を抜くこと、昼は蕎麦にすること。これだけ簡単なことができなくなってきている。

肥満は心臓にも膝にも悪いのだから、しっかりともう一度、気を引き締めて減量していこうと思う。


▼声で記憶( 3月31日)

衆院埼玉8区応援で所沢からの帰路、本川越駅からタクシーに乗り、運転手さんと雑談していたら、「お客さん、国会関係の人ではないですか」と急に聞かれた。政治談義していた訳ではないので、「どうしてですか」と聞いたら、「お客さんの声、駅で随分聞いたような気がするんです」と言われた。

話がここまで来ると正直にお答えしたがポスターなどでの顔ではなく、声で記憶して頂いたことに嬉しさを覚えた。市会議員の時から、正月街宣等は欠かさないので、地元の人なら私の声を聞き慣れていると思うが、タクシーの運転手さんに覚えてもらえたのは光栄だ。

車中では、きっかけは忘れたが、ずっと“酒”の話を交わしていた。酒量のことや、酒仲間の選び方、旨くて安い店などのことだ。そして、1軒お薦め頂いた店があり、大層、焼き鳥が美味しいらしいのだ。川越市駅から本川越方面へ歩き、岩堀建設のソバにある“若松屋”という屋号で、夕方4時から始まり5〜6時になると、もう満席になってしまうという。近いうちに絶対行こうと思う。